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春樹「ごめん、自分のチームの人にしか教えられないよ。勝負だからね。」  女子「え〜!黒岩くんと同じチームが良かったぁ〜!」 春樹「また機会があったら。」 女子「絶対だよ?」 黒岩くんは笑顔で頷いた。 ギロっーー! ぶりっ子女子たちが、私を睨んでるぅぅ…!!! これはおそらく、私に対する牽制だろう…(汗) 女子「じゃあね、黒岩くん♡♡」 春樹「うん、またね。」 女子たちが去って行った後…、 雛子「黒岩くんってモテるんだね。」 春樹「そんなことないよ。」 果穂「そんなことあるでしょ!塾でだって夏休みの間に何回告白されてたことか!」 雛子「こっ、告白!?」 私なんか、生まれてこのかた一度もされたことないのに!? 春樹「美山さん、何で知ってるの!?」 果穂「私の情報網ナメちゃダメよ〜?」 勉強ができるだけじゃなくて、爽やかでイケメンで優しくてモテて…。 黒岩くんって完璧超人では!?!?
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