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春樹「ここはこうして…。」 雛子「う〜ん…。あっ!ここはこうなるから…、解けたぁ!!」 答えを導き出せた嬉しさから、私は黒岩くんとハイタッチをした。 果穂「キリ良いかんじ?そろそろ暗くなってきたし、帰ろうか。」 雛子「うん!そうしよ!」 わからなかった問題が解けてスッキリしたおかげで、私の気分はすごく良い! 今日はなんだか幸せな夢が見られそうな予感…! 純「じゃ俺たち、行くな。」 果穂「ばいばい!」 門から出たところで果穂カップルが先に帰って行った。 亮「じゃあまた…。」 早瀬くんも1人で帰ってしまった。 しかもなんか、ムスッとしてる…? 昨日の帰りもこんな感じだったんだよね…。 私、何かしたのかな? 宿題だってちゃんとやってきてるし、勉強は黒岩くんに教えてもらってるし、早瀬くんに迷惑かけるようなことは… 春樹「西野さん?」 考え込んでる様子の私を心配したのか、黒岩くんが顔を覗き込んできた。 雛子「えっ…?ああ、なんでもないよ!」 春樹「それなら良かった。…あっ、送るよ。」 ええっ…!?!? な、なんでぇ!?!?
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