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ヤバい…!!! 俺は咄嗟に電信柱に身を隠した。 なんでアイツがこんなところにいるんだ…!? 西野雛子は、大きなリュックを背負ってこちらに向かって歩いている。 どこに行く気なんだよ…? お前は家でひたすら勉強するべきだろッ!!! 隠れている電信柱まで西野雛子がやってきた時…、俺はサッと背中を向けた。 幸い、気づかれなかったようで、西野雛子は通り過ぎていった。 俺はその後ろ姿をジッと見つめ…、 マジでどこに行くんだ…? 気になる気になる気になる!!!!! 不本意ながら、俺は西野雛子の跡をつけることにした。
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