118人が本棚に入れています
本棚に追加
周りの人たちも、一斉に西野雛子の方を見た。
近くで座って本を読んでいた、髭を蓄えたおじいさんなんて、西野雛子を睨んでいる…。
雛子「あっ…。ご、ごめんなさい…。」
小さい声で恥ずかしそうにそう言うと、顔を真っ赤にした。
なんだアイツ…。
ほんとにアホだな…(笑)
西野雛子は勉強に取りかかり始めたようだが…、
全然ペンが進んでねぇ!!!!
声にこそ出してはないが、「う〜ん…。」と悩む声が聞こえそうなほど、悩んだ顔をしている。
おいおい、テストは明後日だぞ?
そんな調子じゃ…(苦笑)
だけどやっぱり西野雛子はずっと悩んだままで…。
ああ!!!もう!じれったい…!!!
さっさと答えにたどりつけよ!!!!
その時、西野雛子が、何かを閃いたような顔をした。
亮「おおっ…??」
最初のコメントを投稿しよう!