第3話(奴隷区の少女たち)

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フェリア「ミハエルさん次はここを攻めようと考えているんです」そう言うとフェリアは惑星AQUAの地図を取り出して…とある場所を指で指す。 ミハエル「なるほど?良い考えだね?」 フェリア「でしょ(笑)!!?」 ジェシカ「私たち今からあいつが吠え面かくのが楽しみで楽しみで仕方ないんです。」 ミハエル「そっか?よし!!そうと決まればさらに作戦を練ろうか?」ミハエルはそう話し指をパチンッと鳴らす。数秒後…周囲に結界の様な物が出来て音が漏れない様になる。 ミハエル「まず惑星AQUA第3地区にある宿場町から…彼の別荘に忍び込む為の最短ルートは街の南西から東にかけたルートだ」 ミハエル「その道中には彼が抱える兵が居て容易には近付けない」 ミハエル「そこで僕らはこいつを使う」 フェリア「何ですか?それ?」 ミハエル「僕の尻尾の(毛)さ。」 ミハエル「コイツには対象物に僕と同じ(変身)能力を付与する効果がある」 ミハエル「例えばケビンが今着てるそのコートに僕の尻尾の力を与える。それだけでケビンは変身出来るようになるって訳さ(笑)」 ケビン「はぁ…なるほど?」 ミハエル「まずケビンと僕が変身し奴の屋敷に客人を装って堂々と表門から潜入する」 ミハエル「屋敷の中ではパーティーが開かれていて…僕が持つ2枚の招待状が無ければ中には入れない。」 ミハエル「ここまでは良いね?」 ジェシカ「その後に私たちの出番って訳ね?」 ミハエル「ご明察(笑)」 ミハエル「まずケビンのスキルで城の人間たち全員を眠らせるとジェシカとフェリアの能力でターゲットの夢の世界にダイヴする」 ミハエル「ケビンと僕はその間に領主の部屋にこっそり潜入してとある物を入手して僕の短距離転移で屋敷の外まで出る」 フェリア「その間に私たちはターゲットの夢から彼に関する情報を探れば良いって訳ね?」 ミハエル「ご明察(笑)」 ミハエル「もし万が一ヴラド伯と交戦になった時は僕とハートネットに任せておいて彼らを一瞬で倒す秘策があるんだ(笑)」
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