第3話(奴隷区の少女たち)

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ケビン「秘策??」 ミハエル「そっ!!?秘策さ(笑)」ミハエルはそう話すと…ニッコリ笑う。それから数十分後…傷付いた少女クリステラは少年に連れられてとある人物の屋敷の前にいた。 ??「ここは俺の知り合いが所有してる別荘でな俺らの秘密基地変わりなんだ」 クリステラ「秘密…基地?」 ??「そっ!!?」 ヴァン「何やってんだよ?コンタ?」 コンタ「やっと来たのかよ?ハーネット」 ヴァン「ちょっとこっち来い」そう言うとハーネットはコンタを別室に連れて行く。 ヴァン「勝手に人を上げるなってあれ程言っといたろ?」 コンタ「俺の目を通して見てた癖に堅いこと言ってんじゃねーよ!!」 ヴァン「はぁ…(汗)だからこそだよ。あのなぁ…俺はもう記憶無くしててまともな収入もねぇんだぞ!!養える訳ねぇじゃん?」 コンタ「誰が?ハーネットに養えなんて言ったんだよ?」 ヴァン「はぁ?それどういう意味だ?」 コンタ「たくっお前はんな事も忘れてんのかよ?」そう言うとコンタは話し始める。 コンタ「と言う訳だ?思い出したか?ハーネット?」 ヴァン「はぁ…まぁそれだけなら別に良いけどよ(汗)」 コンタ「Thank Youハーネット(笑)」コンタは笑顔でそう返すと…クリステラがいる部屋へと入る。 コンタ「待たしてごめんな!!?クリステラ」 クリステラ「う…ううん」少女がそう答えるとハーネットが部屋に入ってくる。 ヴァン「ほらよ!!これでも食えよ」そう言うとハーネットは超高速で作り上げたパスタをクリステラの前に差し出す。 クリステラ「あっありがとう」 ヴァン「気にすんな!!これも何かの縁だ」ハーネットは笑顔でそう答えるとさらに続ける。 ヴァン「おっし!!クリステラそれ食ったら行くぞ」 クリステラ「いっ行くって何処に?」 ヴァン「クリステラの新しい家にだよ」ハーネットはそう言うとニッコリ笑いかける。 時を同じくして惑星ORTA第1富裕区にある別荘では…オルフェが着替えながら文句を言っていた。ちなみにこの第1富裕区には貴族や軍のお偉いさん等の上流階級が暮している事が有名で…軍の中でもかなりの権力を持っている者しか住むことが許されていない地域だった。 オルフェ「あのよ~この変装毎回必要なのか?」 ??「念の為だ。軍服で行く訳にも行かないだろ?」 オルフェ「はぁ…たくスーツって言うのは堅苦しくて息が詰まるぜ」オルフェがそう言った瞬間に…誰かが(K)の部屋の中にある転送装置から出現する。 シュンっ (A)「お前ら誰かに付けられてないだろうな?」
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