あの角を曲がって
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覚えているのは、他が何も聞こえないほどの激しい音。熱くて赤くて歪んでいく視界。呼吸するたび息ができなくなる苦しさ。焦げる臭いと、溶けて縮んでゆく持ち物。 その中から、あたしは引っ張り出された。か細いのに力強い腕だった。 そして―― それより前のその人の記憶を、あたしは失ってしまった。
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