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ある夜、その時は来てしまって、二人は切り離されたんだ。
変わるばんこにやってきた人々。心配、嫌悪、嫉妬、……そして怒り、色んな様々な表情を浮かべ、好き勝手言ってくれちゃう訳だ。
「君のこと愛してる。君の子供も愛してる」
引き離される瞬間。僕は君の顔を見ながら願った。
「どうか、どうか、神様……」
身重になった君、君のことを僕は守り続けるよ。君と赤ちゃんを幸せにしてみせるよ。
だれど変わるばんこに色んな人々がやって来て、不安、羨望、心配、嫌悪、嫉妬、様々な表情を浮かべながら、好き勝手言ってくれちゃうわけだ。
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