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殺す気はなかったんだ。
ただ、ミカがアキトの手を掴んでいたのを見てかっとしたんだ。
こうゆう犯人の心理が初めてわかった。かっとしたんだって言う理由が。あのときは俺が俺じゃなかったみたいだった。
俺がミカのことを好きだって、アキトにも相談してたのに。
でも、アキトは俺の大切な友人だった。いいやつで、俺の一番の親友だ。
なんでこんなことしてしまったんだろうって、後悔した。
だけど、時間は巻き戻らない。もう、後悔しかできない。
許されないけど、謝って、謝って。ずっと謝るんだ。他に罪を償う方法なんてないんだ。
アキト、俺は、俺は。
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