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片山理沙の殺人
私は国王配下の暗殺者。国王の柳田會に言いつけられて、法では捌けない悪人を殺してきた。
私の心は黒く歪んでいた。相手が悪人とはいえ、多くの人の命を奪ってきた。通り魔のように命じられた人間を全てこの手で殺した。
私の仕事は超法規的処置で黙認されると国王から言われていたが、それは嘘だった。私の仕事が全て終わると護衛隊長が私を追ってきて殺そうとしてきた。
私の首には懸賞金がかかるようになった。一般人ですら私を狙うようになった。
追われる状態では国王に会うことができない。しかし武闘大会で優勝すれば国王に謁見することができる。
そこで直接、国王の口から事の真意を聞きたいと思った。私は大会に出場することにした。大会で優勝することが私の汚名を晴らす道だ。大会ではリーチが長い薙刀を使おう。
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