8人が本棚に入れています
本棚に追加
17_seventeen
⑩
常務「あっ、そうそう。そこにいる登坂くんとは小さい頃の幼馴染なんです。瑛二!久しぶり♪」
常務は手をひらひらと振りながら、僕が大好きだったあの頃と変わらない笑顔で僕の名前を呼んだ。
そう、彼が、
僕が17歳の時に失恋した相手だった。
瑛二「・・・」
小島「えっ!?!瑛二!常務と知り合いだったの!?!」
みんなが驚いて僕を見ていた。
瑛二「え、いやっ・・そのっ」
どうすればいいのか、
なんて答えればいいんだ・・
動揺して頭が回らない。
すると真広(常務)がスタスタと歩いて僕の目の前に来た。
最初のコメントを投稿しよう!