土曜の夜、そして

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ベッドに横たわる彼と彼女。 「名前、私の名前。  星七 青井星七っていうの」  と彼女が言った。 「星七、可愛いな」 と仁は星七のおでこに自分のおでこを あわせる。 「あなたの名前は? 」と星七が聞いた。 「俺の名前は、安藤仁 」 「仁」と星七が呟く。 「そう、仁。これからはお客じゃないよ    星七」 と仁は彼女の頬に手を当てると優しくキスをした。 「星七、愛してる。  ずっと一緒にいてくれる? 」 「仁、私も愛してる。 ずっと一緒」 ふたりは見つめ合うと優しく抱き合った。
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