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君を幸せにする
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
と立て続けになるインターフォン。
星七がドアを開けると仁が玄関に飛び込んで
来た。
星七を抱きしめると言った。
「星七、これからは、ずっと、ずっと
一緒にいよう。俺と人生を一緒に
歩いてほしい。星七、結婚しよう」
仁の腕の中の星七。
「仁……」と言うと笑みを浮かべて頷いた。
互いを見つめ合う二人。
夜空に浮かぶ光を放つ月。
月の光は二人の未来を包み込む。
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