まったりにゃんことぐーたらねずみの旅

にゃんごとなきだにゃー

「もういいにゃー、ゆるすだにゃー」
「ちゅー」

　おなかがいっぱいになったブーナとめがまわったニーナは、それからなかがよくなった。

　しゃけかんを食べてきぶんもよくなったブーナ。
　めがまわってきぶんがわるくなった二―ナ。

　かんばんでだいのじになってたおれていたのらねこのかいぞくせんちょうは、かいぞくののらねこたちによって、せんしつにはこばれると、かいぞくののらねこの一匹がうみのまんなかをゆびさした。

「みつかったにゃー、おきゃくさまのもくてきちー」

　ブーナはうみのほうを見ると、そこには宝島があった。
　ここにブーナの母親がいるはずなのだが……。
　そこにはだいかいぞくのぼうれいがいた。