ルーニャー

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 のらねこのかいぞくせんちょうは、せんしつからでてこない。  ブーナはかいぞくせんのいかりをおろして、宝島へついた。  ニーナもかいぞくせんからおりると、宝島へとあるいていった。  宝島。  ここにブーナの母猫がいるはずなのだが。  いちまいの看板がたてかけてある。  かゆくなるからたちいりきんし。  と、かかれていた。 「なんてかいてあるにゃー? かゆくなるからたちいりきんし。うーん。にゃんとかなるにゃー」 「ちゅー」    ブーナとニーナはかゆみどめのくすりをふねにわすれていた。
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