にゃんごとなきだにゃー

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「かえせだにゃー! しゃけかん!!」  ブーナはかべからあたまをぬいて、ニーナをおいかける。ニーナはせんしつからにげる。のらねこのかいぞくせんちょうはこまった。かんばんでニーナをおいかけたブーナ。すると、かいぞくせんがおおさわぎになった。  ニーナはいつのまにか、ますとのうえにいた。しゃけかんをゆっくりとあけてたべていると。  ブーナはかんにんぶくろがきれて、ますとにのぼっていくと。  ニーナはしかたなく。ブーナにしゃけかんののこりをなげると、ますとのうえできゃっちしたブーナは……そのまましたへとおちてしまった。  かんばんで、かいぞくののらねこせんいんたちが、よういしていたしーつのうえにおちると、ブーナはまるでなにごともなかったかのように、しゃけかんをいきおいよくたべていた。 「う、うまいにゃー! このはごたえにしたざわりがたまらんにゃー。なんだかおしりがさむいにゃー! すーすー、するにゃー、けど、うまい! うまいにゃー!」  ブーナはますとからおちたときに、しっぽのけをますとにひっかけてぜんぶなくしてしまっていた……。  ブーナがそのことをしったら……ニーナとブーナのけんかはまだまだつづく。
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