引き出しの奥の大切な彼女

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 14歳の夏、私は彼女とサヨナラした。   「もうアンタには二度と会わないから」      そう告げて、彼女が映る折りたたみの鏡を閉じ、引き出しの奥に押し込み、しっかりと鍵をかけた。    
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