会えた彼
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トイレを出ても声をかけられ続けた。 「また会えたね」という数千人の大合唱であった。その声はだんだん大きくなってきた。自宅に帰ったら妻まで「また会えたね」と言ったのだ。 「お前まで言うのか?」と言いそうになってこらえた。 騒がしいので自宅の窓から外を見ると数万人はいる人たちが「また会えたね」を口々に言っていた。その光景に彼は面白みも感じたがそれよりも恐ろしかったのであった。
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