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鼻息で空を飛びそうなくらい興奮しているリザベルトは、俺の服をあっという間に脱がせてしまった。
「くっ……ぅぅ! なんて可愛さだ……」
リザベルトのと比べると、俺のは子供みたいに見えるのかもしれない。
お前のが化物なんだと言いたくなった。
リザベルトは涎を垂らしながら今にもかぶりつきそうな顔をしていた。
「心配するな。いきなりはしない。潤滑玉もないしな」
潤滑玉とは、オメガが発情期以外にも使用できる保護薬みたいなものらしい。
ベータの俺が使えるのか分からないが、とりあえず今は考えないことにした。
「こうやって重ねれば……お互い気持ちいいだろ?」
「んっ……」
ベッドの上で向き合う格好で、お互いのモノを重ねて擦り合わせた。
俺の手の上からリザベルトの手が重なり、気持ちよくて顔を上げたら、リザベルトの唇が重なってきた。
「んっ、ふっ……んんっ……はっぁ……ぁぁ……」
リザベルトはアソコもデカければ舌も長くて、口内の奥まで舐め尽くされて、口を閉じれなくなった。
初めてのキスがこんなに激しくて苦しいものだなんて、もう少し手加減してくれと頭の中で叫んだ。
「っっ、はぁ……リザベルト……そこっ……」
「ここか? 頭合わせてぐりぐりやるとヤバいな。セイジュ、気持ちいいか?」
「う……ん、はぁ……気持ちい……も、でちゃ……」
俺も出そうだと言ったリザベルトは、重ね合わせたまま激しく擦り始めた。
亀頭が触れ合うのが痺れるくらい気持ちいい、俺は熱い息を吐きながら、リザベルトの背中に掴まってびくびくと腰を揺らした。
「ううっ、……あ、あ…ぁぁ……」
強烈な快感が突き抜けて、気がつくとお互いの腹から溢れるくらい白濁が飛び散っていた。
ぼんやりとした頭で。リザベルトの先っぽからぴゅっと飛び出たものが、俺の頬まで飛んできたのが分かった。
「二人分だから大量だな」
「ん……ふわふわ……する」
力が抜けてぐたんとリザベルトにもたれかかると、頭を撫でられた後、頬を指で拭われてそこにキスをされた。
「体洗ってやる。風呂に行くぞ」
その後、抱っこで風呂に連れて行かれて、うとうとしている中、隅々まで綺麗に洗ってもらった。
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