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それから数分後…レイヴン探偵事務所の本部ではトワが眉間にシワを寄せて考え事をしていた…そして不意に「薬物に海外勤務ねぇ?」とポツリと呟く。
ワカ「何かわかる?」
トワ「うーん?これだけじゃ‥何とも言えないわ」
ワカ「シュウ兄はイタリアかも?って言ってたよ」
トワ「多分‥それはないわね?」
ワカ「何で?」
トワ「だって‥イタリアでの仕事なら‥これまでマフィアは山のようにやってきたでしょ?今更‥イタリアでの仕事でデカイ儲けになるとは思えないわ」
ワカ「ふーん?」
トワ「とにかく情報を整理しましょう。」トワがそう言った瞬間‥事務所の電話が鳴り響く。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ガチャッ
ワカ「はい!!?レイヴン探偵事務所です」
ステファニー「探偵さん‥ステファニーです」
ワカ「ステファニー様どうされましたか?」
ステファニー「一つ重要な事を伝え忘れたの」
ワカ「重要なこと?」ワカのその言葉を聞いた…ステファニーは意味深な声で何かを呟くと…コーヒをひとくち口に含んで…続けざまにこう話す。
ステファニー「今言った事必ず守って下さいね?」
ワカ「わかりました。ご忠告ありがとうございます」
ガチャッ
トワ「依頼者から?」
ワカ「うん…」ワカはそう言うと事務所の窓を開けてフゥーっと息を吐いてトワに何かを呟いた。その言葉を聞いたトワは何のことかわからないと言った表情で首を傾げると考え事をし始める。
トワ「心の声(んなこと言われても困るんだよなぁ…?)」トワが心の中でそんなことを考えていると…突然ワカの声が耳元に響き渡る。
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