第4話(賭け(と)賭け)

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それから数時間後‥BARでは‥マスターがどこかに電話をかけていた。 ??「妙な2人組?」 マスター「ええ‥私にルチアーノの情報はないか?と尋ねてきました」 ??「喋ったのか?」 マスター「いえ‥ただ‥」そう言うとマスターは事の経緯を電話越しの男に話す。 マスター「少し‥困り既に周囲に知れ渡っている情報のみを伝えました」 ??「そうか‥?本当に伝えたのはそれだけか?」 マスター「はい。勿論です」 ??「良いか。今回は見逃す。ただ‥今後はその情報も外には漏らすな。言えば。どうなるか?わかってるな?」 マスター「はい。かしこまりました。」 ??「その2人組の方は俺の方で探ってみる。お前はいつも通り仕事をこなせ。わかったな?」 マスター「はい。わかりました。」 ガチャ‥マスターは受話器を置くと‥静かに時計をみる。時刻は‥夜の22時をまわっていた。
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