あとがき

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伊勢谷千鶴×河辺紬 伊勢谷の話を書くかどうかは悩んでいて、見切り発車してしまったところもあり、着地点に非常に困りました。大切な人を事故で失っていますが、そのことを簡単に口にするのは違うような気がしたんです。本編では菫や成海には話しましたが、桜や真尋は知りません。この話をすぐに紬にしたら、本編での伊勢谷の感じと違和感が出るのではと。本編の伊勢谷は本心をすぐに見せるような人ではないので。 それでも、少しずつ前を向いて歩いています。そんな時、紬に惹かれて知りたいと思った。でも、踏み込むことがまた別れに繋がると思うと怖くなる。そんな葛藤の中にいる伊勢谷を描けたらなぁって感じで、最後にもっていきました。 紬は真面目な曲がったことが苦手なイメージです。ちょっと菫に似せたかったので。伊勢谷が好きになるタイプはこういう人ってところは、ブレさせてはダメかなと。二人の関係はまだまだこれからです。本編が終わったら続きを書けたらいいなぁと言う思いもありますが、思いだけで何もかたまってません笑 今後ですが、花言葉とストロベリージャムを書いていきたいです。いや、なんかね、ストロベリージャムってタイトルを変えたいんです。今更だけど笑 これから先、ジャム要素が出てくる気がしなくて。なんかいつも勢いでタイトルを付けて失敗してます。モーニングコールも完全にそういうところがある。苦し紛れのジャム要素が出てきたら、タイトルに寄せたなと思ってください笑 あとがきまでお付き合いいただき、ありがとうございました。作品の最後にこのあとがきを書くのが楽しみです。マンガだと、書こうと思ったら、巻末に毎回書けるけど、小説って完結するまでは書きにくいので、最後までいつも我慢しています笑 では、また! 今後ともよろしくお願いします。 2023.9.20 海野 凛
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