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んぅ…ゆっくり目を開けると
ベッドの上に寝かされていた…
目を動かして、辺りを見回すと
あの…さっきの男が
髪をほどいてるところだった//
長髪の男
「…チッ、もう目を覚ましたのか
まさか…この姿を見られるとはな…//」
艶やかで綺麗な黒髪…
なんだか、サラサラしてそう!
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「…き、綺麗です…//」
ベッドからゆっくり起き上がり、自分の姿を見ると
バーから出た時の服装のままだった…
長髪の男
「別に、なにもしていない。
あのまま…野宿させるのも可愛そうだったから
仕方なく、ホテルに連れてきただけのこと…」
私は部屋を見回してみる。
可愛いお星さまの壁紙が貼られてて
なんだかおしゃれな部屋ね!
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「私…白樺 菫って言います。
あの…さっきは、ごめんなさい
拳銃を奪おうとしちゃって…」
男は、クローゼットからバスローブを
取り出し、こちらに背を向けながら
服を脱ぎ、それに着替えた。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「俺は、山野辺 霧斗だ…
本来ならば名乗らないが
自己紹介されれば、名乗るしかあるまい。
まあ…俺の仕事道具を奪おうとしたのは
よほど死にたかったからだろうが…
少しは考えてみろ、自滅したところで
良いことは何もない。」
殺し屋にそんなこと言われる日が来るとは…〖汗
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