🥀ホテルの部屋にて🥀

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私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「だって…もう、失うものなにもなかったから… 大切なものも、ぜんぶ奪われちゃったし… はあ…美輪野、親友だと思ってたのに…どうして…」 ベッドに、座った時 バスローブを投げ渡されて 私は慌ててそれを受け取った。 サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「美輪野…確か、依頼人もそんな名前だったな 珍しい名前だから覚えている…」 うそ、美輪野が…そ、そんな…! 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「そ、そっか…私の彼氏を奪って 仕事もぜんぶ奪って… 私の命までも奪おうとしたのね… そういえば、さっき山野辺さん 分厚い封筒を見てましたけど あれ、どうするんですか…?」 彼は部屋に1つしかない ベッドの中に入っていく。 サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「この依頼は受けられそうにないから 明日の夜、依頼人に返そうと思ってるんだ。」 ! 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「依頼人って…あの… もしかして、美輪野に会うんですか!?」 山野辺さんはベッドに潜り込み こちらに背を向けた。 サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「ああ…まあな、君もそれを着て…はやく寝ろ 別に何もする気はない…」 このままじゃ、寝れそうもないし…どうしよう… 本当は、他の事を考えられないぐらい めちゃくちゃにしてほしいのに…っ
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