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親友だと思ってた、美輪野…
いつまでも…
仲良くしていられると思ったのに
どうして…!
お昼は、彼氏といつも一緒に食べに行くのに
結婚の約束もしてたのに…
なんで、美輪野と一緒にいるの?
結婚の話を白紙に戻したいとまで言われてしまった…
もう、やだ…こんな所、いたくない!
私はその日、怒りと悲しみに
任せて仕事を辞めてきていた…
午後の時間…今は自室の部屋のすみで
体育座りして泣いている…
普段は、この時間…仕事してるけど
私がやったものを全部、横取りして
美輪野は自分の手柄にしていた…
本来は私が、ほめられるはずだったのに
全部全部…あいつが、持っていってしまった…
もう、どうすればいいの…
はやく…楽になりたい…
でも、どれも痛いからやりたくない…
私は両腕の間に顔をうずめ
この日は、泣くことしか…出来なかった…
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