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サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「…スミレ…」
!?
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「は、はいっ//」
振り向くと、頬杖をついてる
山野辺さんに見つめられていた…//
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「なんでもない…呼んでみただけだ…」
…///
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「も、もうすぐ…お紅茶、出せますから
もう少し…待っててくださいね…//」
私はドキドキしたまま
紅茶を淹れたあと、小皿に乗せて
テーブルの上に乗せる。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「ありがとう…」
彼は、その紅茶を目を閉じながら
優雅に飲んでいて…
その姿にまで、みとれてしまう//
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「あ、今…お茶菓子をっ」
彼の目がゆっくり開き
ティーカップを口元から離し、微笑む。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「そんなものいらない…
それより、俺の隣に座ってくれないか。」
私は彼の視線に操られるように
その隣に座っていて…
至近距離に、美しいお顔が…//
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「は、はい…///」
山野辺さんはティーカップを小皿に置いて
私のアゴを、その手で引き寄せ
そっと口づけしてきたっ
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「ちゅ…」
小さくリップ音がして
私は自然と目を閉じる…//
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