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「…きろ…」
んぅう…
「おきろ…」
むにゃむにゃ…
体が揺すられてるぅ…
「起きろ、スミレ…!」
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「はひっ!?」
私は慌てて目を覚ます!
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「時間だ、依頼人に会いに行くぞ。」
あ!そうだった!
彼に顔を覗かれてて
恥ずかしかったけど…
慌ててベッドから起き上がる!
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「すぐにしたくしますっ」
私は、明るい色の服を手に
いったん脱衣場に入って、棚に置き
着ていた暗い服を脱ぎ捨てて
髪留めで髪の毛を固定したあと
裸で浴室に入り、温かいシャワーで体だけ流し
ボディーソープで体を洗って綺麗にしたあと
浴室から出て、脱衣場に戻り
バスタオルで体を手早く拭いて…
用意した明るい色の服に着替え
脱衣場から出ると
靴をはいた、山野辺さんが
玄関先で待っていてくれた!
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「ゆっくりで良いからな…」
彼は、コートのポケットから
桃色パッケージのガムを取り出してるところだった!
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「それ、もしかして…
梅味のガムですか?」
身支度を進めながら、彼に視線を向ける。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「ああ…梅味の濃いバブルガムだ。」
身支度を済ませ鞄の中をチェックして
必要最低限のものが入ってる事を
確認してから、山野辺さんに駆け寄った!
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「それ、私もいただいて良いですか?
梅味…大好きなんですっ」
私は彼を見つめながら、見上げる。
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