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タクシーの後部座席のドアが開き
私達は、そこに乗り込み
山野辺さんは運転手さんに住所を伝え
私達はシートベルトを締めて
それを確認した運転手さんは
車をゆっくり、発進させた。
それにしても
このガム美味しいわね…♪
むぐむぐしながら、微笑んでると
隣から視線を感じて見てみると
山野辺さんに、不思議そうな顔で
見つめられていた…//
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「あ、あのっ…このガム
美味しいなあ~と思いまして…//」
山野辺さんは微笑んだ!
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「なるほど…そんな顔して食ってくれるとは…
バブルガム好きとしては嬉しい限りだな。」
彼もガムを静かに噛みつつ
ガムフーセンを作る。
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「それにしても、ガムで
フーセン作るの上手ですよね…」
私は、フーセンを食べて
また静かに噛む彼を見つめる。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「ま、まあ…食べなれてるからな…//」
私は山野辺さんに微笑みかける。
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「ふふ…さすがですっ
私はうまく、膨らませられなくて…」
苦笑しつつ、フーセンを作ってみようとするけど
うまく膨らまなくて、途中で割れてしまう…
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「なるほど…もう一度、やってごらん。」
私は頷いて、ガムをよく噛んでから
また膨らませようとする。
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