🥀その日の夜🥀

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それを聞いた瞬間 ビクッとしてしまったけど… 彼に強く優しく手を繋がれて なんだか安心感があって 恋人結びされてドキドキしつつ お店に入店する…// 「こ、ここ… ヤバい店なんじゃないの? 美輪野ちゃん…」 この声、元カレの声だ… 「だいじょぶよぉ~ だって、あたしらは菫の 依頼報告を受けに来てるんだからぁ❤️ 成功して、あの子は この世から消えたって報告をさぁ~♪」 …み、美輪野の声… サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「大丈夫か?」 私は深呼吸して頷く… 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「だ、大丈夫です…」 山野辺さんに頭を優しく撫でられ 一度、その手がスッと離れた。 サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「あのバカップルを 驚かしてやりたいからな… そこの壁の裏に隠れていてくれ。」 私は頷き、味も薄くなってきた ガムを包みに捨てて、ポケットに入れ 彼は奥まった席に座ってる 美輪野達に片手をあげて、近づいていく。 美輪野 「あ、殺し屋さん♪ あの子の依頼の事で 報告したいことってなに? もちろん、良い報告よね?? 一応、あたしの彼氏も連れてきたの! ウフフン…あの子から 横取りした男だけど…(ボソッ」 隠れながら様子を見ていると 山野辺さんはコートの内ポケットから 分厚い封筒を取り出した。
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