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それを聞いた瞬間
ビクッとしてしまったけど…
彼に強く優しく手を繋がれて
なんだか安心感があって
恋人結びされてドキドキしつつ
お店に入店する…//
「こ、ここ…
ヤバい店なんじゃないの?
美輪野ちゃん…」
この声、元カレの声だ…
「だいじょぶよぉ~
だって、あたしらは菫の
依頼報告を受けに来てるんだからぁ❤️
成功して、あの子は
この世から消えたって報告をさぁ~♪」
…み、美輪野の声…
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「大丈夫か?」
私は深呼吸して頷く…
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「だ、大丈夫です…」
山野辺さんに頭を優しく撫でられ
一度、その手がスッと離れた。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「あのバカップルを
驚かしてやりたいからな…
そこの壁の裏に隠れていてくれ。」
私は頷き、味も薄くなってきた
ガムを包みに捨てて、ポケットに入れ
彼は奥まった席に座ってる
美輪野達に片手をあげて、近づいていく。
美輪野
「あ、殺し屋さん♪
あの子の依頼の事で
報告したいことってなに?
もちろん、良い報告よね??
一応、あたしの彼氏も連れてきたの!
ウフフン…あの子から
横取りした男だけど…(ボソッ」
隠れながら様子を見ていると
山野辺さんはコートの内ポケットから
分厚い封筒を取り出した。
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