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サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「良いんだ、これぐらい…
君に害なす相手ならば
即刻、排除して見せるさ。
だから…何かあったら
すぐに言うんだぞ。」
私は山野辺さんを見つめる…
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「は、はい…//
そしたら、あの…
帰りましょうか?」
彼は頷いて、近くを通りかかった
別のタクシーを捕まえた。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「良ければ、もう遅いし…
今夜はホテルに泊まらないか?
もちろん宿泊費は俺が払う。」
私は頷く…
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「はい、お願いします…//」
頷いた山野辺さんは、タクシーの
運転手さんにホテルの住所を伝え
後部座席に乗り込み
私も、その隣に乗り込んだ。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「そうだ、ホテルについたら
話したいことがあってな…
君にとっても悪い話しじゃないはずだ。」
な、なんだろう…
なんか、緊張しちゃうかも。
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「は、はいっ
ぜひ…聞かせてもらいます。」
山野辺さんは
こちらを見て微笑み、頷いた。
それからしばらくして、ホテルが見えてきたけど
外観は普通のビジネスホテルに見えるわね…
タクシーはそこの駐車場に入り停車
彼は運賃を支払ってくれて
後部座席のドアが開いた。
サイレントキラー
山野辺 霧斗
(ヤマノヘキリト)
「ありがとう…」
私は運転手に礼を言う彼に促され
先にタクシーを降りる…
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