🥀ホテルの部屋にて(Ⅱ)🥀

3/4
56人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「帰ってこないかもしれないな… どうする?それでも 俺と一緒に海外へ行ってくれるか?」 ま、まあ…失うものは何もないし… このまま、大好きな山野辺さんと 一緒に海外行くの、ありかも。 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「行きます! というか、行かせてくださいっ」 彼は一瞬、目を見開いてから 小さく微笑んだ。 サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「よし、良い心がけだな… ああ…パスポートの期限は確認しておけ。」 私は頷く… 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「あの、今の住んでる所は どうすれば良いですか?」 彼は少し考えて頷いた。 サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「それなら、一緒に行って解約だ いつ…帰ってくるか分からないからな。」 あの引きこもってた部屋とも、お別れかぁ 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「分かりました! あ、電気とガスも解約しなくちゃ…」 それと…私物、どうしよう… サイレントキラー 山野辺 霧斗 (ヤマノヘキリト) 「今夜はここでゆっくりして、明日… いったん君の家に戻ろう。 色々…整理する必要もあるだろうしな。」 まだ、寝たくないなあ 彼と…もう少しお話したい…//
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!