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あれから、1週間…1度も家を出てない…
1日中ベッドの中で、すごし
お腹が空いたら何か食べるの繰り返し…
食料も無くなりそうだけど
家から出たくない…
でも、買い物に…いかないといけない…
はあ…カーテンもずっと閉めっぱなし
夜になってゴミぐらいは捨てに行ってるけど
本当は、何もしたくない
死んで…楽になりたい…
毎日、そればかり…かんがえていた…
いつの間にか、夜になってる
電車にでも引かれいにいこうかな…
でも、それじゃ…他の人に迷惑がかかる
それなら樹海で餓死するのも…
たまには、家の外に…出てみようかな…
夜が来て…私は、部屋着から私服に着替え
家を出て、部屋に鍵をかけ
夜道を駅に向かって歩いていたけど
通りかかった裏道にバーを見つけて
入ってみると、マスターがグラスを拭いていた…
マスター
「いらっしゃいませ…お嬢さん
初めてのお客様ですね…お好きな席へどうぞ。」
私はカウンター席に座り
レモネードカクテルを注文する…
私
白樺 菫
(シラカバスミレ)
「はあ…」
今は誰とも話したくない…
その時、また…誰かがバーに入ってきて
カウンターの奥に座った
ポニーテールの綺麗な人…
男?女?…店内が薄暗くてよく分からないわね。
マスター
「はい、お待たせいたしました…」
マスターはレモネードカクテルを
私の前に置いてくれて、さっそく1口呑む…
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