🥀サイレントキラー🥀

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若干、ふらつきつつも駅に向かって歩く… 少ししてなんか、見られてるような 気配を感じて振り向くと すぐ真後ろに、いつの間にか あのポニテの人がいた! 驚いたけど、もしかしたらと思って 私はあえて路地裏に逃げ込んだ… 誰もいない、路地裏に… そしたら…男は銃口を向けてきてくれた! 54a87daf-93b5-43c0-9995-9a307fd1a31e 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「やっぱり! 私を殺してくれるのね!ありがとう!」 ポニテの男 「…」 ポニテの男はガムを 噛んでたらしくて、モグモグしてる… いつの間にか、あんな間近にいたし この人はただ者じゃないと思ってた。 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「親友だと思ってた女に 結婚予定だった彼氏を奪われて 仕事もぜんぶ奪われた… 私の人生はめちゃくちゃなの! ほら、はやく撃ってください!」 私は自分から近づいて その銃口に自分の額を近づける… ポニテの男 「……」 無言の男は銃口を下ろして コートの内側から、分厚い封筒取り出し ガムでフーセンを作った。 cc918ba2-3413-4eae-8a69-b45c40ff4e5d あの分厚い封筒、100万は入ってそうだけど… 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「あ、あの… 殺してくれないんですか?」 ポニテの男は無言で封筒を ふところにしまい、こっちに背を向けて 路地裏から出ていこうとしたから… 私 白樺 菫 (シラカバスミレ) 「ちょ!待ってくださいっ」 気づいたら、その背中を追いかけていた!
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