はじまりの村

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今日は、村の近くにある小川で水遊びをする予定だ。 もう夏が終わる時期だと言うのに、今日も暑い。このような気温の日は、まだ続くのだろうか? 今日、僕と一緒に遊ぶ幼馴染で同い年の女のミアカちゃんとフウナちゃんとエモナちゃん。いつもの3人だ。 この村に、同い年の男の子が3人いるけど、僕は男の子と遊ぶよりも女の子と遊んだ方が楽しいのだ。 同い年の男の子が同い年の女の子のスカートを捲ると、捲られた女の子はキャーキャー言って捲った男の子をポカポカと殴るのは、よくある風景。 女の子は男の子にパンツを見られるのは恥ずかしいのは僕でも分かる。 しかし、川遊びをする時には服を脱いでパンツ姿に成った女の子は、男の子が居るのにパンツ姿を見られてもキャーキャー騒がないのは何故だろう。 村を出た所の小川に着くと服を脱いでパンツ姿になったと思ったら、直ぐに穿いていたパンツも脱いで真っ裸なって、川に足をつけて遊び始める女の子たち。 まだ10歳の女の子たちは胸の膨らみは無く、男の子と同じような体型をしている。 やっぱり胸が無い子供だと、女の子は裸を見られても気にならないのだろうか? 一緒に居るのが僕だから?他の男の子が居たら裸にならない?いや、この前も川遊びした時に僕以外の男の子も居たよな?女の子は別に気にした様子もなく、はしゃいで遊んでいた。 やっぱり年齢的なものなのだろう。 でも、フウナちゃんのお姉さんとかも一緒だったけど、フウナちゃんのお姉さんは12歳の大人だよな?まだ成人式をしていないから、子供気分が抜けていなかったのかな? ちょっと膨らんでいる胸は、大人だと感じる。それに、同い年の女の子と違ってツルツルじゃない所とか見たらドキッとした。 あれが大人の魅力ってヤツだろう。知らんけど。 でも、一緒に遊んでいる様子を見たら、僕たちと変わらない子供に見えた。 大人と子供の両面を持っているのって、面白いな。 僕も着ていた服を全部脱ぐと、幅が2メール深さ10センチ程の小川に足を入れる。 川の水は思ったよりも冷たい。 川の両サイドは並木道のように木が並んで生えていて、川遊びをしていても木の影によって日差しの熱さは、あまり感じない。 川に足を浸けながら、女の子達とパシャパシャと水を掛け合ったり、泳いでいる小魚を素手で捕まえようと一緒に駆け回ったりして楽しんだ。 遊び疲れると、川から出て濡れている体をタオルで拭き、服を着てから木陰で休憩。20~30分程休んだら、再び服を脱いで元気に川で遊び出す。 お昼の時間になると、家から持って来たパンを食べて、それから、お昼寝もした。 お昼寝中のミアカちゃんにエモナちゃんがイタズラをしていた。 スカートを捲られても気付かずに眠り続けるミアカちゃん。 ミアカちゃんの横に寝ていたフウナちゃんが目を覚ましてエモナちゃんがイタズラをしている様子を見てしまう。すると、直ぐにフウナちゃんがエモナちゃんを怒っていた。 僕は寝ている振りをしながら見ていただけなので、巻き込まれず済んだ。ラッキーだね。 昼寝から起きて、再び川で遊んでいると、オシッコをしたくなってきた。 川から出て木陰で済ませた方がいいのか、それとも黙って川を水洗トイレのように使うか迷う。やっぱり川から出よう。 あっ、川から出ないでも大丈夫なようだ? 川から出ようと向きを変えた時に、女の子3人が横に並んで川下の方に向かってチョロチョロと液体を出している様子が僕の視界に入ったのだ。 ん!?僕の上流で出しているのは、僕に対してのイタズラかな? 岩の割れ目から染み出した湧き水のような感じのものが3ヶ所から見えたけど、それぐらいのイタズラは許す事にした。 僕の足に当たる川の水温が一瞬変化して元に戻る。ちょっと温かかった。 『クエスト達成 50ポイント獲得』 あれ?クエスト発生していた?いつの間に?気付かなかったな。 どんなクエストだったのか、少し気になるが、確める事は出来ないので諦める。 あっ!いや、視界の隅に文字なんて見えないぞ!! うん、気のせいだ、気のせい!! 僕に見られていると知った全裸の女の子が、恥ずかしそうに股間を手で隠していて、その様子が可愛い。 恥じらいのある女の子って、普通にしている時よりも可愛く見えるのだな。 でも、今更隠したところで3人の裸は充分に見ているし、別の日に『ごっこ遊び』で僕は、女の子が手で隠している部分も指で触れた事さえもある。 ミアカちゃんには、割れ目に隠れていたピンク色の小さなヒダさえ拡げて見ている。それに、中央の排出口から少量漏らした瞬間を僕に目撃されていると知っているはずだが、それでもやっぱり恥ずかしいのだろうか? エモナちゃんは、イタズラ目的だと思うが僕の目の前で『聖水』を出した事さえあるのに、何故恥ずかしがるのだろう? フウナちゃんは、普段はこんなイタズラしないのに、どうして今日はしてしまったのだろうか?恥ずかしそうにしているのは当然だな。 今日は楽しい1日だった。
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