最終話. 卒業式

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「なかちゃん。ごめんね、急に。」 「いや、どうした?」 「私、正直な気持ち伝えるね。  私は、なかちゃんに出会えて嬉しかった。なかちゃんは、面白いなとは思っ  た。それが、私の初めのなかちゃんに対する気持ち。  でも、先生に出会っていくなかで、愛情を教えてもらった。  ありがとね。なかちゃん。」 「こちらこそだな。俺も、お前に会えて良かった。」 「私ね、先生には告白しないよ…」 「え?」 「でも、私のことは忘れないでほしいな。」 「忘れねーよwww」 「なら、よかった。ありがと。じゃーね。」 「おう。またな。」 なんて、嫌なんだけどね…仕方ないよね。 大好きだよ。 ▷7年後 「こちらの学校に先生として教えていただきます。華村葵先生です。」 「こんにちは、華村葵です。」 「えっと、中田先生はタバコ吸いに行った。って帰ってきた。」 「え?」 「久しぶり。なかちゃん。」 「久しぶり〜は良いんだけど…お前なんでここに居るんだ?」 「ここで、働いてくれるんだって。」 「へぇ…ってはぁあ!?」             →TO BE CONTINUED
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