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心霊スポット探索 〜奥多摩湖ロープウェイ跡〜
皆様お久しぶりです。初めましての方は初めまして、ウタノヤロクです。
連休いかがお過ごしでしょうか? 僕は今年始まって初めて連休を取ることができ、それも久しぶりの大型連休ということもありゆっくり過ごすことができました。
しかしながらこれを書いている前日に能登沖で地震が起き、僕の住んでいる地域でも結構大きな揺れがきて少々怖い思いをしました。かろうじてこちらには被害はなかったものの、実際被害に遭われた方のことを思うと手放しで喜んでいられないのも事実。明日は我が身と思っていつ災害に遭ってもいいように用心するようにしましょう。
さて今回は久しぶりの連休ということでこのGW中に巡ったスポットを春の特別編と銘打っていくつかご紹介したいと思います。一回目の今回は僕が以前より行きたいと願っていた『奥多摩湖ロープウェイ跡』を紹介していきたいと思います。
奥多摩湖ロープウェイ跡はかなり有名なスポットの一つなのでご存知の方も多いかと思いますが、簡単にご説明を。奥多摩湖ロープウェイというのはかつて奥多摩湖で営業していたロープウェイの名称で、正式名称は川野ロープウェイという名称です。このロープウェイは西東京バス中奥多摩湖停留所周辺にあった川野駅と三頭橋の周辺にあった三頭山口駅を結んでいました。奥多摩湖の真上を横断する形で運行していたロープウェイですが、開業からたった四年で営業を終了しています。
というのもこのロープウェイが開業したのは1962年で今から60年ほど前のこと。当時の運賃は片道110円。その金額だけ聞くと安く聞こえますが、今の貨幣価値に直すと1200円になるといわれています。片道1200円、往復で2400円、そんなこともあったことからあまり利用者はいなかったみたいです。なお営業を終了する末期には片道20円とかなり値下げされてしまっています。
このロープウェイの跡は今でも残っており、奥多摩湖周遊路入ってすぐの駐車場から当時の姿を伺うことができます。
鉄骨は今でも使えそうに見えますが、やはり錆びと劣化はここからでもはっきりと見えます。ただワイヤーロープなどは今でも切れずに残っているため、今でも動き出しそうな雰囲気を醸し出しています。
この向こう側は湖でその奥にもう一つの川野駅があります。
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