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黒崎は鋭い目でサトルの顔をじーっと見ている。
「サトちゃんやっけ‥?」
黒崎はまだ目線を外さない。
サトルはほんの少し動揺している。
「ええ飲みっぷりやんかー!もう一杯行くでー」
黒崎はサトルの前にもう一杯イエガーを置いて乾杯を求めた。
「黒崎さん、俺もまぜてくださいよー」
シュンもイエガーを手に取り、輪に混ざった。
「今日は朝までガンガン飲むからついてきてやー!」
その日の黒崎アフターのお会計は80万オーバーであった。
店も終始満卓で、シュンはせっかく来てくれたルイとロクに会話も出来ぬまま各テーブルの接客で泥酔していくのであった。
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