【1章】叩きのお仕事

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「ススキノ行っても飲みに行くよ」 リカはシュンの方を見上げてニャっと笑った。 「その頃にはリカちゃんススキノでイケメン彼氏とよろしくやってるかもよ?」 「ええぇ」 「うそうそ」 リカは立ち上がってシュンに近寄りキスをした。 「絶対会いに来てね」 「うん」 リカは再びタクシーに乗り、新宿方面に発車した。 シュンはタクシーが見えなくなるまで見送った。 「いや、全然リカちゃんち行きたかったし!」 シュンはタクシーを止め、歌舞伎町に向かった。
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