【3章】大人になったクソ餓鬼

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「ところでお前らさ、こんなとこまで来たってことは暇だろ?」 「ん?」 シュンとサトルは顔を見合わせた。 「まあ、暇というか、時間あるからきたけど」 サトルはバツが悪そうに答えた。 「せっかくだからさ、ちょっと運動していけよ、シュンはともかくサトルは結構デカくなってるもんな」 サトルは自分の腹を触りながら少し間を置いて 「やるか」 と答えた。 ここまで来ると逃げて帰ることは出来ない。 逆にシュンはやる気満々のようだった。 「じゃあ飯片付けて一息ついたらジムの方行くぞ」 一同は再びジムに向かった。
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