民俗

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民俗

草原の人々(ヒャルマール) 背が高く灰褐色の瞳、小麦色の頭髪が身体的な特徴であり、エンドラッドを中心とした肥沃な平野部に暮らすターリア王国の主人種。国王、貴族、官僚、学者を頂点に商業、農業、漁業、鉱業等を司る高級専門職能層、使役される下級技士を主な身分とし、その区分は非常に厳密である。 丘の人(ベルグフォルク) 灰褐色の瞳と頭髪、背が低く筋力が発達しているという身体的特徴を持つ。ヨーク地方の山岳部を中心に小規模なムラを形成して暮らし、山羊飼いや草原の人々(ヒャルマール)の屋敷仕えを生業としている。 聖騎士(ディヤナ) 極めて優れた聴力を持つ“一角獣(ユノ・ケローズ)を操る民”の中でも、その言語を解し、自らの夫となる一角獣(ユノ・ケローズ)を狩り、契約することのできた者が聖騎士(ディヤナ)(広義)となる。さらに国軍(狭義)となるには優れた容姿(目に見える怪我のないこと、体格等)や欠員の時機が関係するため、その多くは貴族や大商人に買われ、闘士(ティリス)の養成施設に入る。聖騎士(ディヤナ) (広義)は一角獣(ユノ・ケローズ)との契約により人間の夫を持たない(一角獣(ユノ・ケローズ)との契約により異種間での性交渉は行われる)が、一角獣(ユノ・ケローズ)を狩ることのできなかった乙女は氏族の男性と交わって子孫を残す。 一方、氏族に生まれた数少ない男性は子種として重宝され、生涯をその者のために建てられた産社(ラーゥカン)で過ごす。
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