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マジか!? 鞘から出た刀はまるで風のように踊った。 俺が眉毛で書いた偽物の剛力なんてまるで風の中で遊ぶ子供のようだ。 ふゅぅ ふゅぅ ふゅぅ ふゅぅ 届きそうで届かない刀が空を切った。 わざと紙一重にかわしてる? 虫網の長さに合わせて飛ぶメタリカルなトンボのようだ。 ハッと動けなくなった。 刀が首を冷たく撫でた。
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