旅鳥のシギチ

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旅鳥のシギチ

 まずは、チュウシャクシギ。全長は40センチほど。あまり小さくないので、遠目でも見つけやすいです。下方に向かって湾曲した長いくちばしが特徴。カニが好き。 857496d4-7bdb-4bca-8d01-201fdc055ea0 4dbc5de4-9804-4939-9f79-de3ca3e29ca9  こちらのチュウシャクシギは、去年も見ることができたシギチです。今年もまた出会うことができました。  後ろ姿。立ち姿がスマートで美しいなぁ。 84fa82e9-8601-47e9-91da-3be740bd42e2  お休み中のチュウシャクシギ。長いくちばしですが、ちゃんと背中の羽毛の間に納まってます。 96f59dae-6497-42ea-a4fc-8aaf8a844e3e cabcccad-9f1a-444d-82e6-af3f314d964d  次は、キアシシギ。私が使っているカメラは、あまり性能の良いカメラではないので、ちょっとぼやけ気味の写真で恐縮です。遠くにいると、なかなか綺麗な写真を撮ることができず……。  それでも、特徴の黄色い足は捉えることができました。むしろ、この黄色い足が見えなかったら、判別できなかった気がします。実はシギチは見た目が似ている種類が多く、判別が難しい鳥なのです。 ebe6d00d-15ff-4e46-a835-502244126b5d 54b1aaaf-ea4b-4155-bea1-8d53067184c5  それから、タシギ。こちらも、遠くにいたのでちょっと微妙な写真。真っ直ぐで長いくちばしが目立ちます。この長いくちばしを泥の中に突っ込んで、獲物を捕えます。  多くのシギチは干潟に飛来し、ゴカイやカニ、貝などの獲物を捕まえます。しかし、タシギは干潟のような開けた場所はあまり好みではなく、この写真からも分かるように草陰でこそこそしていることが多いようです。恥ずかしがり屋なのでしょう、きっと。 6a3bdd0f-098b-4509-b2b1-91a923c97b40  頭と背中の、茶色い縞模様が綺麗です。 754c8741-c593-455f-9908-8c8d9c631836  このタシギの体の模様は、カモフラージュになります。枯れ草の間に伏せられると、どこにいるのかそう簡単には分かりません。写真には撮れませんでしたが、そのように草の間にぺたりと座っているタシギも見つけました。しばらく観察していたら、そこにまだいるのか、もういないのか、よく分からなくなりました。(動いていないようだからまだいるはずだけど、全然姿見えないのだか……? というような状態になりました)
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