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旅鳥のシギチ
まずは、チュウシャクシギ。全長は40センチほど。あまり小さくないので、遠目でも見つけやすいです。下方に向かって湾曲した長いくちばしが特徴。カニが好き。
こちらのチュウシャクシギは、去年も見ることができたシギチです。今年もまた出会うことができました。
後ろ姿。立ち姿がスマートで美しいなぁ。
お休み中のチュウシャクシギ。長いくちばしですが、ちゃんと背中の羽毛の間に納まってます。
次は、キアシシギ。私が使っているカメラは、あまり性能の良いカメラではないので、ちょっとぼやけ気味の写真で恐縮です。遠くにいると、なかなか綺麗な写真を撮ることができず……。
それでも、特徴の黄色い足は捉えることができました。むしろ、この黄色い足が見えなかったら、判別できなかった気がします。実はシギチは見た目が似ている種類が多く、判別が難しい鳥なのです。
それから、タシギ。こちらも、遠くにいたのでちょっと微妙な写真。真っ直ぐで長いくちばしが目立ちます。この長いくちばしを泥の中に突っ込んで、獲物を捕えます。
多くのシギチは干潟に飛来し、ゴカイやカニ、貝などの獲物を捕まえます。しかし、タシギは干潟のような開けた場所はあまり好みではなく、この写真からも分かるように草陰でこそこそしていることが多いようです。恥ずかしがり屋なのでしょう、きっと。
頭と背中の、茶色い縞模様が綺麗です。
このタシギの体の模様は、カモフラージュになります。枯れ草の間に伏せられると、どこにいるのかそう簡単には分かりません。写真には撮れませんでしたが、そのように草の間にぺたりと座っているタシギも見つけました。しばらく観察していたら、そこにまだいるのか、もういないのか、よく分からなくなりました。(動いていないようだからまだいるはずだけど、全然姿見えないのだか……? というような状態になりました)
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