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今、何て言われた……?
一緒に、暮らす……?
俺と、速水さんが……?
「……えぇ‼︎⁉︎」
思わず大きな声を出してしまった。
だって、予想外過ぎる。
別れ話するつもりじゃなかったってこと……?
「ここ数日、ずっと考えていたんだ」
速水さんは、静かに話し始めた。
動揺している俺とは裏腹に、落ち着いて穏やかな笑顔をしている。
「心君に何かあった時、俺が必ず助けたい。そのためには、すぐに駆け付けられるようになるべく一緒にいたいんだ」
「こ、この前言ってた〝これからのこと〟って、一緒に暮らすかどうかってことだったんですか……? それなら、もっと早く言ってくれれば……」
「いきなり提案したら心君のこと困らせてしまうかなとか、君が大学を卒業するまでは待つべきかなと思って、いったんじっくり考えたかったんだ。それでもやっぱり俺の気持ちは変わらなくて」
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