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さっきまで散々、恥ずかしいのなんのと言っていたけれど、もうそんなのどうでも良くなるくらいにーー今は彼が欲しい。
「うん。俺も、心君と一つになりたい」
そう言うと、速水さんが優しく俺に覆い被さった。
「挿れるね」
彼は俺の入り口に、ゴムを着けた自身を宛てがうと、ゆっくりと身を沈めていく。
グッ、と慎重に、だけど確実に俺の中に入ってくる。
速水さんのモノに、俺の全身がゾクゾクッと喜ぶのが分かる。
「んあ……っ」
「……っ、心君、大丈夫?」
「気持ち良いっ……です……。ぅ、動いてほしい……」
「うん……」
速水さんは小さく頷いた後、ゆっくりと腰を揺らす。
「あ……っ」
気持ち良い……。
ゆっくりと揺らされていたその動きは、次第に抜き差しへと変わり、俺が感じる箇所を的確に突いていく。
「あ……っ! あぁ、んあ……」
指とは比べ物にならない質量と気持ち良さに、視界がぼやけてチカチカしてくる……。
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