8.

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速水さんの動きが、次第に激しくなっていく。 彼も、余裕が無いのかもしれないーーそう思うと、少し嬉しくなる自分もいた。 「……っ、はあ、心君……」 「速水さん……ッ、好き、です……っ」 「俺も、好きだよ心君……っ」 「あ……っ!」 俺は彼からの刺激で達してしまい、自分の腹目掛けて白濁が勢い良く飛んだ。 達した時に締め付けてしまったのか、彼も俺のナカでゴム越しに同時に達したのが分かった。 肩で息して呼吸を整えていると、彼が俺をギュッと優しく抱き締めてくれた。 温かい……。 感触も、体温も、彼の全てが俺を安心させてくれる……。 そして、彼はそっと俺の頭を撫でながら、こう言った。 「心君、Good boy(良い子だね)」 その言葉に、Subの本能も満たされていく。 「速水さん、大好き……」 俺も彼の背中をギュッと抱き締め返し、そう答えたのだったーー。
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