始まり

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ろくやともえぎ「「僕たち...たいようのこと、気に入っちゃった!!」」 たいよう「当たり前だ!お前たちは俺の友達だからな!」(クソデカボイス) ろくやともえぎ「「僕たち、たいようの友達なの?」」 たいよう「そうだぞ!俺たちは友達だ!!うれしいだろう!!」(クソデカボイス) ろくや「うれしい!」 もえぎ「うれしい!」 ろくやともえぎ「うれしいね!!」 あらら〜、あのもじゃもじゃはもう助からないね〜。俺が知ってる中で〜、あの二人にあの笑い方をされて〜、気に入られてぇ〜、無事でいられた人は一人もいないんだ〜。ろくちゃんが〜、悪魔みたいにたくさんのことをお願いしてきて大変なんだけど〜、もえちゃんが〜、天使みたいに応援したりご褒美をくれたりするから〜、やめられないんだって〜。二人に気に入られて死にそうになってる人が言ってたんだ〜。ほんと二人って〜、飴と鞭の使い分けが上手だよね〜。ま〜、今まさにその罠にもじゃもじゃがハマりそうになってるんだけどね〜。まぁ、俺には関係ないから〜、放っておくけど〜。 たいよう「そうだろう!...ところでそっちの三人は、なんて名前なんだ?」(クソデカボイス) ...これってぇ、俺も答えないといけないやつ〜?俺、もじゃもじゃと関わりたくないんだけどな〜。...うるさいし。 しすい「...ぼ、......、ひ......つ し......。し......、し...る。(...ぼ、僕、弘秀 紫椎(ひろみつ しすい)。書紀、してる。)」 し〜ちゃんが自分から行くなんて〜、めずらしい〜。普段は俺たちの影に隠れてるばかりなのに〜。それにしても〜、このもじゃもじゃはし〜ちゃんの言葉を読み取れるのかな〜。 たいよう「しすいっていうんだな!きれいな名前だ!よろしくな!」(クソデカボイス) ふ〜ん、し〜ちゃんの言葉をはじめから読み取れるなんて〜、すご〜い。俺でも時間かかったのに〜。 しすい「...!いって......、わ......?(...!言ってること、わかる?)」 たいよう「当たり前だろ!友達の言ってることがわからないはずがない!!」(クソデカボイス) しすい「!!...お...、たい......の......、す...!(!!...俺、たいようのこと、好き!)」 モブ「「「「「「「イヤーーーーーーー!」」」」」」」 ......もしかしてこれ、生徒会全員もじゃもじゃを気に入るパターン?
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