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始まり
山の中に建てられた大きな校舎、広い食堂、そして...男子だらけの寮内。
ここは王道学園といっても過言ではないとされる緯宮乃学園。
そんな緯宮乃学園の生徒会室で〜、生徒会会計やってま〜す。竜堂 琉泉、二年生だよ〜。よろしくね〜。
ちなみに〜、今は生徒会室でお仕事頑張ってるよ〜。
???「るみ、ボーっとしてないで手を動かしてください。」
るみ「は〜い。」
今〜、俺に注意してきたのは副会長の祐波 蒼章って名前で〜三年生なんだ〜。俺はそ〜ちゃんって呼んでるよ〜。美人でみんなに笑顔で接してるんだって〜。いつも誰にでも敬語のそ〜ちゃんだけど〜、生徒会メンバーだけの時はちょっと優しくしてくれるんだ〜。でもねぇ。コーヒー飲んでるときが一番いい笑顔なんだ〜。
そあら「ろくや、もえぎ。お菓子を食べてないで、仕事をしてください。」
???と???「「えー。なんでしすいは寝てるのに僕たちはやらなきゃいけないのー。ずるいー。」」
???「zzz」
文句を言ってる二人が〜、庶務の植野 緑耶と萌黄で〜、二年生だよ〜。ろくちゃん、もえちゃんって呼んでる〜。双子で見た目のおんなじなのに〜、いつも服装や仕草もおんなじだから〜、みんな見分けがつかないんだって〜。でも〜、好きなお菓子が違うんだ〜。
それで窓際で日を浴びながら寝てるのが〜、書記の弘秀 紫椎って名前〜。三年生で〜、ひ〜ちゃんって呼んでるよ〜。声が小さいから〜、みんな何を言いたいのかわかんないんだって〜。でも〜、口元を見てると〜、なんとなく言いたいことがわかるんだ〜。
???「おい、みんな大事な話がある。聞いてくれ。」
最後にぃ、会長の緯宮乃 紅輝って名前で三年生〜。こ〜ちゃんって呼んでる〜。自信満々でかっこいいから〜、生徒会メンバーも生徒のみんなも頼りにしてるんだ〜。お父さんが理事長だから〜、なにかあったら相談もしてくれるんだよ〜。でもね〜、時々自信がなくなっちゃって〜、夜まで考え事して目の下にくまを作ってたりするんだ〜。
こうき「るみ、ぽけーってしてないでちゃんと話を聞け。」
るみ「ごめ〜ん、ボーっとしてた〜。」
そあら「はあ、ボーっとしてないで手を動かせと言ったでしょう?」
るみ「ごめんって〜。」
こうき「そんなことはいいから、ちゃんと聞いてろよ。」
るみ「は〜い。」
話ってなんだろうなぁ。
生徒会会計
竜堂 琉泉 二年生
ー容姿 美人。金髪、髪は肩まであり、ハーフアップ。鼻先まである前髪を紺色のピンで止めている。紺色の目。紺色の飾りがついた指輪をつけている。
生徒会会長
緯宮乃 紅輝 三年生
ー容姿 イケメン(王子)。ハネのある赤みがかった髪に赤目。
生徒会副会長
祐波 蒼章三年生
ー容姿 美人。青みがかった髪に水色の切れ長の目。四角い青メガネ。
生徒会書記
弘秀 紫椎 三年生
ー容姿 癒やし。ふさふさの紫がかった髪に紫目。青よりも少し背の低いマッチョ。犬歯。時折幻覚で犬の尻尾が見える。
生徒会庶務
植野 緑耶 二年生 兄
ー容姿 かわいい。黄緑がかった髪に黄緑のたれ目。もえぎにそっくり。
生徒会庶務
植野 萌黄 二年生 弟
ー容姿 かわいい。黄緑がかった髪に黄緑のたれ目。ろくやにそっくり。
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