始まり

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生徒会や風紀委員などの役職持ちは、仕事があるため授業量が免除されているから、授業をサボっても成績には響かないのだ。 ただ、仕事をサボると普通は処理が追いつかず、大変な思いをする。 けど俺は〜、仕事の処理のスピードが早いから〜、少しぐらいサボっても平気なんだ〜。 るみ(雪と白は〜、どこに行きたい〜?) 雪『音楽室とかどうかな。』 白『俺は人が居ないところだったらどこでもいい。』 るみ(音楽室か〜、いいね〜。じゃあ、今日は音楽室にしようかな〜。) なんて三人?で話しながら廊下を歩いていると、 ???「おい、りんどう。」 という後ろから聞き馴染みのある声が聞こえ、俺は振り返った。 るみ「どうしたの〜、たっちゃん?」 ???「なぜお前がここにいるんだ、まさかサボりじゃないだろうな。」 るみ「サボりだよ〜。当ったり前じゃ〜ん。」 この人は國谷 匠(くにたに たくみ)っていって〜、風紀委員の委員長で〜三年生だよ〜。いつも無表情で〜、校則違反者にはとっても厳しいんだ〜。でも何故か校則違反者であるはずの俺(主に髪や指輪)には厳しくないんだよね〜。なんでだろう?直さなすぎて呆れられてるのかな?生徒会とあまり仲が良くない風紀委員だけど〜、イベントのときに見回りとか生徒会のフォローをしてくれて〜、とっても頼りになるんだ〜。 たくみ「今日の分の仕事は終ったのか?」 るみ「終わってないよ〜。でも俺〜、仕事早いから大丈夫だよ〜。」 たくみ「仕事をやりたくないからって、現実逃避するな。」 風紀委員委員長 國谷 匠(くにたに たくみ) 三年生  ー容姿 イケメン。ツンツン黒髪に黒色の切れ目。
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