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あとがき
…goldyがリアルの人生で体験した「猫に纏わるエピソード」は正直不吉なものが多いです。
ーー昔、実家のトイレが水洗じゃなくて肥溜式だった頃。
実家のトイレに猫が落ちて死んだ事があったとかで、母は猫を不吉の象徴のように思ってたらしく猫嫌いでした。
なので実家では犬は飼ってた時期はあっても猫は飼ってませんでした。
そんな子供時代。
近所の子3人と一緒に、4人で学校から帰っていて、4匹の捨て猫を拾った事があります。
「飼いたい」
と言っても当然、猫嫌いの母に却下されました。
なので皆でダンボールに入れて近所の林に隠して飼おうとした所…
何故か翌日には仔猫達は変死。
私が飼おうとした仔猫にいたっては首を切られて死んでいました…。
今にして思えば
「近所に猫を虐殺するサイコパスが住んでた」
という事実に思い当たりますが…
当時は何故そんな事が起きたのか不思議で堪りませんでした。
「野犬にでも襲われたのだろうか」
と皆で思い込む事にして
「近所に猫を虐殺するサイコパスが住んでる」
という可能性に関して不自然なくらいに考えないようにしていました。
「どこに潜んでいるのかも分からず、怖い」
という恐怖心。
その恐怖心のせいで
虐殺犯の存在自体を不可視化して
虐殺犯の罪自体を不可視化して
虐殺犯の都合に忖度していた訳です。
一方で猫を虐殺したサイコパス側では
「猫も子供達も恐怖心に駆られて自分の側の都合に忖度して自分に媚びた」
と感じられて万能感を持った事でしょう。
私が
「黒魔術の根本には魂レベルのストックホルム症候群に罹患した者達の意志の自由に対する搾取がある」
と思ってしまうのは…
別に適当に言ってるのではなくて
「潜在的実感」
のようなものに由来してます。
ーー生きてる者は虐殺されるのが怖い。
でも死んだ者は既に死んでるのだから
死の衝撃が過ぎれば、ただただ情念や後悔に駆られるだけ。
なので視野狭窄状態にされててストックホルム症候群にされてて恨む矛先さえ操られている死者が居たとしても…
視野狭窄状態から抜け出してしまえばストックホルム症候群から抜け出すのは難しくないのだと思います。
なので
「不吉な死者には二種類居る」
と言えます。
虐殺被害者と虐殺加害犯とが
似て非なる者として存在します。
加害者は
「凶相を引き寄せて、引き寄せた凶相を無防備な標的に擦りつける」
ために嗜虐を繰り返す傾向があると思います。
霊感がある人間と言えども肉体を持つ生身の人間。
認知力の限界として
「魂レベルのストックホルム症候群に罹患してしまい、虐殺者の罪を不可視化し忖度する」
方向へ流される傾向があると思います。
ネコ科の動物は
「恐怖心や不安による神秘化のヴェール」
と象徴的関連があると個人的に思ってます。
(上記の体験のせいで)
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