生まれ変わり
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「でも出来れば、人間同士で会いたいわね」 「どうして?」 少女の言葉に、男は首をかしげる。 冷めたコーヒーを啜って、少女は男の質問に答えた。 「簡単よ。人間同士ならば、一緒に同じ食事が食べられるんだもの。猫だった時には、考えられないことだわ」 その瞬間、ふいに男は思い出した。 黒猫だった頃の、ツンとした彼女の、愛らしい姿を。
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